プラセンタの含有量と配合量の違いとは?

人の身体を作るために欠かすことのできない栄養素であるタンパク質のもとはアミノ酸であり、美容などにも必要な成分であるコラーゲンもタンパク質からできているため、その材料になっているアミノ酸は欠かすことができません。

 

このタンパク質とアミノ酸の関係を知っていただいたうえで、プラセンタサプリを選ぶポイントとして知っていてほしいのがプラセンタの含有量です。プラセンタは、含有量が多いほどタンパク質の量が多くなるため、選ぶときにきちんと確認することが必要になってきます。

 

 

サプリメントやドリンク、化粧品などに使用されているプラセンタの商品の表記には、「含有量」と「配合量」のどちらかで表示されているのを見たことがあるのではないでしょうか。実はこの「含有量」と「配合量」には成分のプラセンタの濃度に大きな違いがあります。

 

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含有量

 

胎盤から抽出されたプラセンタエキスから水分や不純物を取り除き、純粋なプラセンタの成分だけを粉末にした、余計なものが混じっていない「プラセンタ原末」や「プラセンタエキス純末」などが含まれている場合に「含有量」が使用されます。

 

水分などを取り除いて粉末にしているため、水分が含まれているプラセンタエキスに比べると重量は少なくなりますが、使用されているプラセンタの量が明確にわかり高濃度です。

 

 

配合量

 

胎盤から抽出されたプラセンタエキスやプラセンタ原液は、プラセンタの成分だけではなく水分も多く含まれている全量を表記するときに「配合量」を使用します。

 

プラセンタエキスには水分などの余分な成分が多く含まれているため重量が大きく、「プラセンタエキス○○r配合」とだけ記載されていても、実際の有効成分であるプラセンタの濃度は全体のどれぐらいなのかわかりません。

 

プラセンタの表示の仕方にはどんなものがあるの?

プラセンタの有効成分の表示の仕方には、「含有量」「配合量」が使用されていますが、サプリメントやドリンクなどにどのように表示されているのか、プラセンタ市場で流通しているものを見てみると

 

  • プラセンタ原末○○mg
  • プラセンタエキス○○mg
  • プラセンタ原液換算○○mg

 

このように表示されているものが多く、これらの何が違うのかということを見極めることが、プラセンタの有効成分をきちんと実感できるかどうかのポイントになります。

 

プラセンタ原末

 

胎盤から抽出したプラセンタエキスを、フリーズドライやスプレードライといった製造方法によって、水分や不純物を取り除いて、有効成分だけを粉末にしたものをプラセンタ原末といいます。

 

  • フリーズドライ製法

    −30℃の冷凍機でプラセンタエキスを凍らせて細かく砕いて、減圧して真空状態にして水分や不純物を除去してから、プラセンタエキスを乾燥させます。高熱で雑菌を除去しないので、有効成分が壊れにくく純度が高い粉末ができます。

  • スプレードライ製法

    加熱空間でプラセンタエキスを霧状にして乾燥させることで粉末にします。低コストですが、希釈剤であるデキストリン(炭水化物)を使用するため、純度が100%ではない粉末ができます。

 

プラセンタ原末は、プラセンタの有効成分だけが粉末になったものなのでプラセンタの純度は100%です。そのため混ぜ物が一切入っていないものを選ぶポイントとして「純度100%」という表示があるものを選びましょう。

 

しかし、プラセンタ原末、純度100%と表示されていて成分は凝縮されていても、錠剤を製造するときに使用されるデキストリンという成分が混ざることで、70%ぐらいまで純度が下がっているプラセンタ原末になってしまっているものもあるので、混ざりものがあるのか確認しておきましょう。

 

 

プラセンタエキス(原液換算)

 

胎盤から有効成分を抽出した原液のことをプラセンタエキスといいますが、その濃度は抽出したときに多くの水分を含んでいるためやや低めで、ドリンク、化粧品、美容液などに使用されます。

 

プラセンタドリンクなどの表示にある「プラセンタエキス(原液)10000mg配合」「プラセンタ原液換算8000mg」などの大きな数字での表記は、多くの水分が含まれているうえでの数値なので、商品によっては実際にはほんの少ししか有効成分が含まれていないということもあります。

 

プラセンタエキスの表記に関しては、プラセンタエキスの中にどれだけの水分が入っているのかなど、消費者に開示する義務はないため、どれだけ薄めてあったとしてもプラセンタエキス○○mg配合と表記することができてしまうため、プラセンタの含有量の正しい濃度や品質は業者によって違うため気をつけなければいけません。

 

プラセンタの含有量や配合量についてのまとめ

プラセンタの商品を購入使用と思ったときに、店頭に並んでいるサプリメントやドリンクなどを見ると、プラセンタエキス末(原末)と表示されているものの含有量は数値が少なめになっています。

 

その反対にプラセンタエキス10000r配合(原料換算)などの大きな数値で表示されていると、たくさんプラセンタの成分が入っているように感じて効果があるのかと思えてしまいます。

 

そのため、プラセンタの有効成分をしっかりと実感したい方は、プラセンタエキス末(原末)とプラセンタエキス(原液換算)の違いをしっかりと理解した上で、プラセンタの有効成分がギュッと凝縮されているプラセンタエキス末(原末)で純度100%のものを選ぶことが大切です。