生理前の体と心の不調 月経前症候群(PMS)とは?

生理前になると、イライラしたり、無気力になったりすることはないでしょうか?
最近では、生理が始まるまでの約2週間の期間に起こる、さまざまな体と心の不調が、月経前症候群(PMS)であるということがメディアなどでも取り上げられるようになりました。

 

 

生理周期による生理痛や体調不良の原因とは?

女性ホルモンには、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの種類があります。

 

エストロゲン(卵胞ホルモン)
妊娠の準備を整えて、女性らしさを作るホルモンです。自律神経を活発にして体調を整えたり、気持ちを安定させます。
年齢とともに分泌量が減少し、肌のハリや潤いにも関係しているホルモンです。

 

プロゲステロン(黄体ホルモン)
妊娠の継続をサポートして、女性の身体を守るホルモンです。排卵後は妊娠に備えてプロゲステロンが盛んに分泌されますが、妊娠していないとプロゲステロンの分泌量は急激に減少します。

 

生理1日目から少しずつ増加していくエストロゲンは、7日目の生理が終わる頃からどんどん増えていき、生理から約2週間後に排卵があり分泌量が減少すると、次に生理が来るまでの期間にプロゲステロンが増加していきます。

 

女性の体は、この2つのホルモンの分泌量が生理周期とともに大きく変動することによって、、ホルモンバランスが崩れてしまい、自律神経のバランスがとれなくなって心や体に不調が出てきてしまうのです。

 

月経前症候群(PMS)の症状とは?

女性の体は排卵がされると、プロゲステロンという黄体ホルモンの分泌量が増えて妊娠のための着床の準備がされますが、着床がされないと次の生理の準備に入るので黄体ホルモンの分泌量が減ります。

 

この黄体ホルモンの量の増減が激しくなってホルモンバランスが崩れることで、自律神経のバランスがとれなくなり、心や体に不調が出てきてしまうのです。

 

生理前から生理中にどんな症状がでますか?

 

 

 

    何が原因というわけでもないのに、生理前になると気分が落ち込むんです


 

 

    生理前になると眠気とイライラで仕事をする気力がなくなって仕事がはかどりません


 

 

    生理痛がひどくて思うように動けず、家事や育児がいつものようにできなくて…


 

 

    イライラがひどくて家族にあたってしまって自己嫌悪に…


 

 

    生理中の頭痛がひどいものの、あまり鎮痛剤には頼りたくなくて痛みを我慢していたら、吐き気まで起こってしまいました


 

 

    生理前になると口臭が気になります


 

生理前〜生理中に起こる症状は体と心のそれぞれに症状を感じる方が多く、体の起こる症状で多いのが、生理痛・下腹部痛・体のだるさ・乳房が張るなど、そして心に起こる症状で多いのが、イライラ・感情の起伏の激しさ・気分が落ち込みなどです。

 

 

月経前症候群(PMS)の症状

 

精神的症状
・無気力になる
・イライラして周りにやつあたりしてしまう
・不安になる
・理由もないのに涙が出る
・集中力がなくなる
・気持ちが落ち着かない
・憂うつな気分になる

 

身体的症状
・頭痛
・乳房のハリ・痛み
・ひどい眠け・不眠などの睡眠のリズムの乱れ
・下痢・便秘
・吐き気
・ニキビや肌あれ
・体がダルイ
・食欲増進

 

このような症状が出てしまい、イライラが高じて夫や子ども、あるいはパートナーに当たってしまったり、無気力で何もやる気が起こらなかったすると、「自分は子どもを虐待する母親だ」「自分はなんてダメな人間だろう」「パートナーとしてふさわしくない」など、家族や仕事などの人間関係に悩むことになってしまいます。

 

PMSの症状は一人ひとり違いますが、年齢やそのときの環境など、ホルモンバランスの状態によって症状が毎回のように変わります。しかし、生理が始まると自然とこのような症状は治まっていたり、軽くなっていたりするのが月経前症候群(PMS)の特徴です。

 

 

この他にも、月経前症候群(PMS)とは区別されている生理にともなう症状として、生理中にお腹が痛くなったり下痢や吐き気などが、寝込んでしまうほどの症状が出てしまう月経困難症があります。

 

出産経験がある人の方がPMSの症状がでやすい?

 

月経前症候群(PMS)は女性ホルモンの影響と言われていますが、環境も大きく関わってくるため、出産経験のある人と出産経験のない人とでは症状の差があります。

 

出産経験のない女性は、下腹部痛・乳房が張る・頭痛などの身体的な症状が出ることが多く、出産経験がある女性はイライラする・自己否定ばかりしてしまう・攻撃的になるなどの精神的な症状が出ることが多いようです。

 

生理前や生理中の口臭も関係なさそうで関係している?

 

生理前から生理中の女性ホルモンの1つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量はこの時期は減少します。それにともなって唾液の量も減少しやすくなり、イライラや不安感など心の不調も起こりやすくなり、口内が乾きやくすなるため、生理前や生理中は口臭が出やすいといわれています。

 

月経前症候群(PMS)を悪化させない

多くの女性が経験している月経前症候群(PMS)の症状を悪化させないためには、睡眠不足など不規則な生活習慣の改善やストレスをため込まない、バランスのとれた食事をするなど、体が健康を健康にすることで心も健康にすることが必要です。

 

PMSの症状は個人差が大きいため、一人ひとりに合ったセルフケアをすることが大切です。症状を我慢しないでPMSの症状をやわらげる対策をしていきましょう。

 

◆軽い運動をする

 

気持ち的に落ち込んでいたりイライラしているときほど、散歩やウォーキングなどの軽い運動や人にあまり会いたくない時には家の中でストレッチなどで軽く運動してみることで、気分転換ができて気持ちを切り替えることができます。

 

◆たくさん泣いて、たくさん笑う

 

「たくさん泣いて、たくさん笑う」ことで脳の中の幸福ホルモンとも呼ばれるセロトニンが活性化することで、ストレスが軽減し、免疫力を高め、脳の働きも活性化され平常心を保ちやすくなると言われています。
わざと悲しい映画を観て涙を流す、バラエティ番組をみてお腹を抱えて笑うなど、泣いたり声を出したりすることもストレス発散になります。

 

◆お風呂に入ってリラックス

 

ぬるめのお湯にゆったりつかることで体の力をぬいたり、リラックスできる自分の好きなアロマの香りで気持ちを落ち着かせてみましょう。
鼻から息をゆっくり吸ってゆっくり吐くことに集中して、頭の中にある色々なことをお風呂に入っている間だけでも忘れたり、肩に入っている力を抜いてみましょう。

 

◆栄養バランスのとれた食事

 

PMSの緩和にいいとされている、イライラや情緒不安定を和らげるビタミンB6、カルシウム、マグネシウムが含まれている食材(かつお、レバー、ナッツ類、海藻類など)、植物のエストロゲンとも呼ばれる女性ホルモンに似た働きのあるイソフラボン(豆腐、豆乳など)が含まれている食材を積極的に摂取しましょう。

 

◆足りない成分をサプリメントで補う

 

PMSの症状の緩和が期待できる栄養素が入ったサプリメントを飲んで、体に足りていない成分を摂って補うことも1つの方法です。食べ物でバランスよく摂ることがなかなか難しい成分もあるため、サプリメントならば簡単に補うことができます。

 

月経前症候群(PMS)をプラセンタで改善

月経前症候群(PMS)を悪化させないためにサプリメントで補う方法を紹介しましたが、たくさんあるサプリメントの中でもおすすめなのがプラセンタです。

 

プラセンタに含まれている豊富な栄養素と体の細胞自体を元気にしてくれる成長因子、20もの薬理作用による相互効果によって、内分泌調整作用はホルモンバランスを整えて黄体ホルモンの量の増減を調整してくれ、自律神経のバランスを整える作用によって、月経前症候群(PMS)によるさまざまな症状の緩和に効果が期待できます。

 

サプリメントは、即効性はありませんが毎日飲み続けて、プラセンタを体に取り入れることで、さまざまな症状の改善が期待できます。プラセンタと一緒に軽い運動、食生活の見直しなど、日常生活の中の小さなことから1つずつ改善することが大切です。